日本人の腸内環境が悪化した4つの理由
環境や時代の変化によって、日本人の腸内環境は悪化してきています。
日本人の腸内環境が悪化した理由として考えられる4つの理由について説明します。
①腸に悪い食事への変化
1960年代から日本人の食生活は欧米型へと変化していったと言われています。
肉類や牛乳などの乳製品、ヨーグルトなどの動物性乳酸菌を多く摂るようになりました。
反対に野菜や穀物や味噌や漬物などの摂取が減っていきました。
その結果として、排便を促す食物繊維や腸内環境を整える植物性乳酸菌の摂取量が減ってしまっています。
②不規則な生活
腸内のリズムを乱す要因として、朝食を抜く、夜遅い食事、夜更かしなどが挙げられます。
これらの不規則な生活を送っていると、腸の機能は低下していってしまいます。
③ストレスの多い生活
腸の神経と自律神経は密接に関わりあっています。ストレスによって、交感神経が活発になると、緊張が働き、腸の運動が抑制されてしまうことがあります。
④運動の不足
慢性的な運動不足によって、腸の運動も低下していく傾向にあります。この状態が継続していくと便秘に繋がります。
運動不足は肥満や生活習慣病を引き起こすだけでなく、腸の環境にも良くないのです。
まとめ
4つの理由のなかで当てはまっている項目があったという方は多いのではないでしょうか。
浸透した環境の中でなかなか改善は難しいとは思いますが、思い当たる項目があった方は、腸の環境を良くすべく、少しずつ改善を意識してみてはいかがでしょうか。